距離の単位として、「光年」を初めて使用したのは、ドイツ人のオットー・ウレ(ドイツ語版)である。
オットーは1851年の著作、Deutsches Museum: Zeitschrift für Literatur, Kunst u. Öffentliches …, Volume 1の中で、初めて「lichtjahre」を距離の単位として用いた。なお、フリードリヒ・ヴィルヘルム・ベッセルは1838年にはくちょう座61番星までの距離を、「光が1年間に通過する距離」の10.3倍(最新の観測では11.4光年)であることを見いだしたが、「光年」(ドイツ語ではlichtjahre)という単位を用いたわけではない。
国際天文学連合 (IAU) は1964年に定めた太陽年(ユリウス年とは異なる)と光速の実測値(定義値ではない)を天文定数(英語版)体系に含めており、それを1968年から1983年まで使用していた。
サイモン・ニューカムは、J1900.0の平均太陽年 31 556 925.9747 暦表秒と光速度 299 792.5 km/s から1光年を 9.460 530×1015 m と計算した(光速度の有効数字7桁で丸めている)。
この値がいくつかの最近の文献にも記載されているが、おそらく1973年の有名な本を参照したものと思われ、この文献は2000年まで改版されていなかった。
出典 wikipedia
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