「おじゃましまんにゃわ」などのギャグで人気を博し、“たつじい”の愛称で親しまれた吉本新喜劇の俳優井上竜夫(いのうえ・たつお、本名龍男)さんが高度肺気腫のため亡くなったことが7日、分かった。
74歳だった。
亡くなる前日は家族とテレビを見ながら談笑し、「また明日」と告げた後に容体が急変したという。老け役一筋の名優が逝った。井上さんは兵庫県尼崎市出身。
1963(昭和38)年に新喜劇に入団した。当時、20代前半だったが、若い頃から老け役を担っていた。
入団当初は演出家の竹本浩三氏に「若い役をやりたい」と願ったというが、竹本氏が「君は老け顔やし、老け役のほうが長持ちする」とすすめた。
井上さんは悩みつつも、高校時代から演劇少年で当時から50代の役を演じ、「ギャップの大きさが面白い」と老け役にはまっていった。
出典 news.yahoo.co.jp
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